ガートナー、購買の迅速性ついて、経営幹部が留意すべき購買領域の洞察レポートを発表 (2018年12月26日)

ガートナー、購買の迅速性ついて、経営幹部が留意すべき購買領域の洞察レポートを発表 (2018-12-26)
米国調査会社のガートナーが、予測レポート「経営幹部が留意すべき購買領域での重要な洞察2018～2019(Gartner’s Top C-Suite Insights for 2018-2019: Procurement)」を11月末に発表しました。購買業務の迅速化(スピードアップ)が主たるテーマになります。概要は以下になります。業務的に面白い観点を取り上げており、一読に値するように思います。・グローバルでの経済成長率は3.9%と予想される。購買部門には遅滞ない供給が期待されている。・回答の63%の購買部門では、迅速性を求めるが上の購買プロセスの省略(スキップ)が行われているが、それではコンプライアンスリスクになりかねないと68%のCPO(購買トップ)は懸念している。・さらに要求元の「欲しいものを欲しい時に」要求が治まらないのは、状況を充分に可視化できていないことに加えて、要求元がどんどんをさらなる迅速さを要求してくることにある(慣れてしまう)。・これを解消するためには、「予想に基づく購入」「対応開始をもっと早く」「不要作業の排除」といった観点での、要求元に迅速感を覚えさせるような購買業務見直しを考える必要があるのではないか。そしてこのレポートの最終ページには、以下の資料を入手できる「Learn More」のリンクが設定されています。・レポート「Make Buying Faster for the Business」(2018年10月: 調査結果の詳細と推奨対応策を含む) ・レポート「Building the CPO’s Business Case for Speed」(遅延の原因分析を含む)