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「どこか人ごと」部品メーカーが日産幹部に感じた違和感-ニュースイッチ(日刊工業新聞) (2019-01-14)

1月14日に、日刊工業新聞およびニュースイッチが、日産自動車のサプライヤー賀詞交歓会の様子を報じています。日刊工業新聞の記事タイトルは「日産の賀詞交歓会、サプライヤー不満噴出 「人ごとのよう」」となっています。危機・不祥事が発生した場合の「先が見えない」状況でのサプライヤー対応の参考事例になりそうです。

記事の概要は以下。

・2018年11月のゴーン問題発覚以来、初めてサプライヤーの前に立った(昨年11月21日のサプライヤーミーティングは中止)西川社長の話しが、「どこか人ごとのようだった」と、関西の大手サプライヤー幹部がコメントした。

・ビジネスパートナーとしてと日産を支えてきた強い自負をもつサプライヤーに対して、『信じて日産についてきてほしい。一緒に頑張りましょう』といった前向きなメッセージはなかったとこぼしていた。関東の大手サプライヤー幹部も、この対応に「部品メーカー軽視だ」と不満。

・日産自動車やアライアンスの先行きへの不安などから「(自社の)業績にどんな影響が出てくるのか…。先がみえない」中、ルノー出身の日産役員が姿も見せなかったことも、サプライヤーに違和感を覚えさせた。