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環境省、サプライチェーンのCO2削減に取り組む環境NGOのプログラム参加: サプライヤーに質問提出依頼、アジアサミット開催へ-環境省 (2019-02-14)

2019年のCDP最新版レポート「Global Supply Chain Report 2019」に、日本の原田 義昭環境大臣が序文を寄せていることは10日に取り上げましたが、さらに環境省が「CDPサプライチェーンプログラム」へ今年から参加することが、2月8日に環境省から発表されていました。

これにより、環境省と取引があるサプライヤーには、CDPからの質問書が送られ、CDPがその回答を整理する方式で、CDPにより環境省のサプライチェーンのCO2削減実績が計測されることになります。今年度は、試行として推定排出量上位100社(平成28年度ベース)を対象とするとのことです。

また、官民を挙げてサプライチェーン全体のマネージメントをより一層促進する目的で、CDPメンバーも複数講演する「サプライチェーン・アジアサミット2019」を3月4日に開催することも発表されています。

このように環境省が関係を強化していることから、今後、民間企業のサプライチェーンのCO2削減を考える際に、CDP方式への考慮の必要が強まるように思えます。

参考)
環境省と契約した企業に質問書 サプライチェーンのCO2排出量算定プログラム-環境ビジネスオンライン
https://www.kankyo-business.jp/news/021992.php

サプライチェーンCO2削減レポートの最新版は、日本の環境大臣が序文、優秀取り組み日本企業は10社-CDPレポート (2019年2月10日)
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/2286308551400376。