ナブテスコ、サプライヤーにＢＣＰ研修。75%のサプライヤーがBCP未策定の状況に対応-日刊工業新聞 (2019年4月25日)

ナブテスコ、サプライヤーにＢＣＰ研修。75%のサプライヤーがBCP未策定の状況に対応-日刊工業新聞 (2019-04-26)
2017年の調査で重要サプライヤー約400社の75%に当たる約300社がBCP未策定であることが判明したナブテスコ調達統括部ＢＣＰ総括事務局が、その重要サプライヤーのBCP策定を支援した状況が、4月23日の日刊工業新聞に掲載されました。記事の概要は以下。・2018年1月から、サプライヤーを含めた一体的なBCP策定対策に着手。・最初に、BCPの必要性を理解してもらうための啓発セミナーを、大阪や岐阜、神戸など工場周辺の各地区で実施。毎回5~10社を集めて対面式で防災シミュレーションを行い、有事対応をすり合わせた。・さらに自治体と協力し、自社サプライヤーに留まらず、その地域の他企業にも参加を呼びかけ、地域産業全体の防災力向上に貢献した。・対策実施企業からは、昨夏の西日本豪雨対応に役立たとの声が出ている。また、ナブテスコとサプライヤーとの連携も良くなっている。・今後の対応として、3月から各拠点の自社調達担当者向けの「ＢＣＰバイヤー養成講座」を開始し、５月からはサプライヤーへの訓練講座提供をスタートする。