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SUBARU、台風19号の状況を受けてハザードマップ見直し、台風対応状況も明かすー日刊工業新聞 (2019-12-13)

12月13日の日刊工業新聞に、SUBARUの中村知美社長のサプライチェーン事業継続計画(BCP)再点検、および台風19号の被災状況などのインタビュー記事が掲載されました。

SUBARUは、台風19号通過後、自社工場に直接の被害がなく10月14日午前から操業再開したものの、サプライヤーの浸水被害で部品供給が止まったことにより、2日後の10月16日夕方(15:15~)から25日まで、米国向けエンジンなどの一部以外の操業停止。11月6日の第2四半期決算では、操業停止を受けて通期業績予想を下方修正という状況が生じています。

それに対しサプライヤーの復旧には、SUBARUからも述べ500人の人員を投入したこと。さらには、今後はサプライヤーとの共同での減災活動を強化するとしています。

ハザードマップを再点検し、リスクがあるサプライヤー(ティア1、ティア2)に対してSUBARUが共同で対応を実施し、発注規模が少なく専用部品も多いことでサプライヤー分散が容易でない弱点対策を講じるとしています。