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コロナ禍で得た教訓の活かし方、スズキとダイハツ工業の調達部門責任者が語るー日刊工業新聞 (2020-11-15)

11月4日の日刊工業新聞が、コロナ禍での調達サプライチェーンの大きな混乱からどのような教訓を得て、それを今後どう生かすのかについて、スズキとダイハツ工業の調達責任者へのインタビュー記事を掲載しました。

スズキの鳥居重利氏(常務役員生産・購買担当)は、東南アジアやインド(ロックダウン実施)の仕入れ先からの輸入部品を使っている国内生産に一時影響が出たほか、海外生産はインドでの調達難が継続中としています。
そしてその対策といては、在庫積み増し、サプライヤーへの代替生産の検討(リスク想定やリスク発生時のシミュレーション)を依頼しているとしています。また1次サプライヤー(直接取引先)だけでなく、2次3次とのコミュニケーション体制の充実の必要性を語っています。
ただし最大生産拠点であるインドでの現地ローカル企業との関係を生かして、東南アジアの生産拠点でも活用していくなどの今後の対応、および今後のコスト削減の仕方やCASE対応方法が語られています。

ダイハツ工業の橋本健司氏(調達本部長)は、国内生産は国内でも生産する部品が多く、中国の影響は少なかったが、海外ではインドネシアなどで混乱が継続中としています。
それに対して、事業継続計画対策を継続しバックアップ計画の確認の現状策は継続するものの、素早く復旧する方法を標準化する取り組みも始めたとのこと。また新規取引の際には、バックアップ計画も考慮に入れて選定するとのこと。その他にも、それに対して、事業継続計画対策を継続しバックアップ計画の確認の現状策は継続するものの、素早く復旧する方法を標準化する取り組みも始めたとのこと。また新規取引の際には、バックアップ計画も考慮に入れて選定するとのこと。その他にも、サプライヤー支援や先進安全技術に対する取り組みなどが語られています。

それぞれの会社の現状と今後必要な方策を解説した担当記者の「記者の目」のコメントもついた記事となっています。