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サプライヤー支援を強化する自動車メーカー、トヨタは急回復にサプライヤーが対応するのも支援ー日刊自動車新聞他 (2020-11-15) | ||
11月11日には、日本経済新聞が中小企業が多く利用する民間短期融資は1年未満の短期主体で、間もなく借り換え期が来ることで苦境に陥る企業が出る可能性を指摘する記事を掲載しました。 一方でその前日の11月10日の日刊自動車新聞が「自動車メーカー各社、サプライヤー支援強化 コロナ影響下でも調達網維持へ」といく記事を1面に掲載して、主にダイハツ工業とスズキの例を紹介しました。 ダイハツ工業では、取引関係が深い18社のうち資金繰りが厳しい企業数社の要望に応えて、早期支払(金型代金を含む)を実施して支援しているとのこと。また、自工会の助け合いプログラムへの申請の支援もしているとのこと。 スズキでは協力会メンバーに対し、困りごとアンケートを実施して状況把握をしたうえで、困窮企業に対するっ負担軽減策を実施とのこと。納入数量減に対応して、日次トラック納品回数を半減(4回から2回)にしたり、週次まとめ納入にするなどの対応策を社内との調整のうえ実施していることなどが紹介されています。 一方で、11月11日のニュースイッチ(日刊工業新聞)では、トヨタの業績急回復に伴って、4~5月に生産を半減以上に減少したサプライヤーが、急回復に対応できるかが懸念されたトヨタのサプライヤーに対し、これまで以上にコミュニケーションを増やし、資金繰りを支援し、トヨタの生産改善部隊がサプライヤーに入るなどの手厚い対応が行われていることを紹介しています。 参考) 中小の資金繰りに再び壁 民間短期融資が借り換え期にー日本経済新聞(2020年11月11日) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66063790Q0A111C2EE9000/ 利益倍増のトヨタ、章男社長が考える一番強くなったことーニュースイッチ(日刊工業新聞)(2020年11月11日) https://newswitch.jp/p/24580 |