購買幹部職の71%がサプライチェーン混乱に便乗の納得できないサプライヤー値上げを経験と回答-Ivalua 他 (2022年7月31日)

購買幹部職の71%がサプライチェーン混乱に便乗の納得できないサプライヤー値上げを経験と回答-Ivalua 他 (2022-07-31)
ソリューションベンダーのIvaluaは7月12日に調査「Managing Supply Chain Disruptions: U.S., U.K. Manufacturers Accelerate Procurement(サプライチェーンの混乱に対処する: 米英製造業が購買の取り組みを加速化)」を発表しましたが、その内容の一部が英購買団体CIPS(Supply Management)などで取り上げられ、話題になっています。というのも、調査結果の一部に「購買幹部職の71%がサプライチェーン混乱に乗じた納得できないサプライヤー値上げを経験」が含まれていたのです。購買幹部の97%が職業人生で最も困難な事態である今回のサプライチェーン混乱に陥り、切羽詰まりましたが、その中で多くが納得できない事態に遭遇したのです。弱り目に祟り目、泣きっ面にハチ、踏んだり蹴ったりです。ではどうしたら良いのか。コストの透明性、コスト可視化などが流行り言葉のように語られますが、具体的にそれらを実現し、かつサプライヤーも納得して乗ってくる汎用性のある仕組み・仕掛けの実用化が必要と思われます。できなければ同じことを繰り返すように思います。サプライチェーン混乱は、サプライヤーの立場を強くしました。そのような状況下で「こう出してこい」のサプライヤーへの強要には無理が生じています。その中で、従来とは異なる、新たな方式の考案が必要になっていると思われます。参考) Ivaluaの調査結果記事「Managing Supply Chain Disruptions: U.S., U.K. Manufacturers Accelerate Procurement」(2022年7月12日) https://www.ivalua.com/press-releases/managing-supply-chain-disruptions-u-s-u-k-manufacturers-accelerate-procurement/