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今はややマシも、現状継続だと伸びは頭打ちかも、購買職の年収-週刊ダイヤモンド (2022-10-12) | ||
週刊ダイヤモンド2022年9月10日号は「出世・給料・人事の新ルール 常識が激変!」の特集号でした。 そしてそのPart2「出世・給料の業界地図」に掲載された「「144職種年収データ」全公開」で、「企画/管理系」の職種として紹介された「購買」職は、2021年の平均年収は506万円とまあまあな値になりました。推定生涯年収は2億5471万円。 この記事では、年収分布も掲載されていて、次のようになっています。 300万円~600万円未満: 66.8% 600万円~800万円未満: 16.3% 800万円~1000万円未満: 8.1% 1000万円以上: 2.1% (800万円以上: 10.2%) しかし問題なのは、18年(4年前)からの増加額の4万円。伸びていません。 同じ傾向は、企画・管理系職種の「人事」職にも見られます。 一方で、高給取りが多い(800万円以上が約25%を超えるのが、MRや投資銀行のそもそも高い職種を除くと、経営企画/事務企画、プロジェクトマネジメント、戦略/経営コンサルタント、IT系プリセールスといった未来を構想し、引っ張っていく職種。なお、母数は少ないが、業務改革コンサルタントも高給。 もちろん、やりがいなどの収入以外の側面はあります。しかし現状を延長し漸次改善いていくのではダメそうな雰囲気の現状では、考えさせる内容に思います。 なお、値は「転職サービス「doda」の「平均年収ランキング」データを基にダイヤモンド編集部作成。」とのこと。 また、同一企業に60歳まで勤めた場合の生涯賃金(退職金除く)は、2019年で大卒男性は2億8780万円(従業員1000人以上の大企業では3億1480万円)。1993年の3億2400万円のピークからはかなり減っています(「ユースフル労働統計2021」より) 参考) ユースフル労働統計2021 ―労働統計加工指標集― 21.生涯賃金など生涯に関する指標 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2021/documents/useful2021_21_p312-356.pdf ※記事リンク先が有料会員用が多くてすみません。よろしければ、雑誌本体などにアクセスください。 |