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日本企業4社(アサヒ、キリン、アステラス、ユニ・チャーム) が購買の世界トップ50社に入る-Beroe (2022-10-18)

欧米企業の利用が多い有力情報調査会社ベロア(Beroe)社が9月20日に発表した「World’s Top 50 Procurement Organization2022」で、日本企業が4社受賞企業に入りました。総合的な評価方法で、かつ海外進出が大きいとはいえ、これだけの数が選ばれるのは昨今珍しいことです。

評価方法としては、企業収益への貢献/財務貢献の観点から「収益増への貢献」「資本効率向上」「営業利益率の改善」の指標となるベロア社のBest-in-Class (BIC) Index(売上原価率、売上高在庫率、売上高支払債務率、商品投下資本粗利益率(GMROI)より構成)に優れた企業を17業界から3社ずつ選定したとのこと。

その結果、以下の日本企業4社が選ばれています。

■アサヒホールディングス (飲料業界 銀賞[2位])
安定した事業基盤とグローバルネットワークにより、高品質な素材をリーズナブルに調達。
・ 高品質な原料や環境に配慮した容器包装資材の安定調達
・事業地域での現地調達の推進によるトレーサビリティの向上
・サプライヤーネットワークの拡充による調達コストの適正化
・気候変動に関する調達リスクの適切な評価によるレジリエンスの向上
・サプライチェーンにおける人権デューディリジェンスの確立と実行

■キリンホールディングス (飲料業界 銅賞[3位]
ビジネスプロセスの変革による生産性向上。
例えば、サプライチェーンマネジメントにて、トラックドライバーの不足に対応した効率的な物流システムを構築。CO2排出量や製品の廃棄ロスを削減することも目指している。また、ヘルスサイエンス領域や、食品領域のキリンホームタップの新規事業領域で、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用。

■アステラス製薬 (製薬業界 銅賞[3位])
2017年、2019年、2022年と3回目の受賞

■ユニ・チャーム (家庭用品業界 銅賞[3位]

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また、英国購買団体CIPSも「Excellence in Procurement Award 2022」を発表し、「Best Use of Digital Technology」のファイナリストに Hitachi Rail(Digital Innovation for Sustainability)が入りました。ただしこちらは、英国現地企業の色合いが強いように思われます。

参考)
Excellence in Procurement Award 2022 - CIPS
https://www.cipsexcellenceinprocurementawards.com/2022-Winners