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請求から「作業」をなくそう~デジタル庁がデジタルインボイスの標準仕様(JP PINT)を公開-インプレスほか (2022-11-08)

10月28日、日本におけるデジタルインボイスの標準仕様「Peppol BIS Standard Invoice JP PINT Version 1.0(通称: JP PINT)」がデジタル庁より公表され、同時にデジタルインボイス推進協議会(EIPA)が普及イベントを開催しました。

Peppol(ペポル)は、受発注や請求にかかる電子文書(含:電子インボイス)をやり取りするグローバルな標準仕様/規格で、現在41か国(欧州32か国、カナダ、米国、カナダ、メキシコ、中国、インド、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド)で導入されており、日本では今回の電子インボイス標準仕様のベースとなりました。

これにより請求書発行者が、所定電子形式の請求書をアクセスポイントに送信すると、アクセスポイント経由で請求書受領者が自身のコンピュータに請求書電子データが自動到着する仕組みが想定されています。

今後は、各ベンダーが所定電子形式の請求データをアクセスポイントに送る機能、あるいは所定電子形式の請求書データをアクセスポイントから受け取る機能を各社製品に組み込んだ製品を発売し、それを導入したユーザーは紙やメール添付ファイルなどを介在することなく、請求書授受が行える姿が描かれています。

詳細は、図表も含めて説明がされているインプレスの記事が、判りやすいと思います。

参考)
デジタルインボイス推進協議会(EIPA(エイパ)
https://www.eipa.jp/

JP PINT-デジタル庁(2022年10月28日更新)
https://www.digital.go.jp/policies/electronic_invoice/

What is Peppol? - Peppol
https://peppol.eu/what-is-peppol/